Project #01

『舞台は、伊勢志摩』
デスティネーションキャンペーン

伊勢志摩への誘客を目的とした近鉄電車の観光キャンペーン。通常は分業で行う、「営業」「企画」「クリエイティブ」をひとつのチームで行うというカタチで進められ、2016年から2年間、テレビCM・交通広告を中心に展開された。

アイデアのきっかけは、
伊勢志摩サミットだった。

チームのひとり、広告営業部の山下が、制作当初を振り返り、語りはじめた。「提案段階だった2015年、伊勢志摩サミットが開催されることが決まりました。サミットが開催されるほどの観光地というのは世間的にも話題性があり、絶好のチャンスだと思ったのです。そのことを表現する端的な記憶に残りやすいフレーズってなんだろう。シンプルな言葉を模索したため、社内外のクリエイターに協力してもらい、多くの時間がかかりました。最終的に4種類のフレーズに絞って、クライアントに提案しました」

そして、『舞台は、伊勢志摩』というフレーズが選ばれ、キャンペーンはスタートした。その同時期に山下の後輩にあたる戸泉と月岡は、新入社員から選ばれてチームに参加。普段、山下は営業・企画・クリエイティブ、戸泉は営業、月岡は企画と、異なる業務を専門に行っているが、『舞台は、伊勢志摩』チームでは、その垣根なく進められていった。

一人ひとりが営業であり、
クリエイティブ担当でもある。

「もともと私はクリエイティブ担当でしたが、『舞台は、伊勢志摩』が始まったころに営業部に配属になりました。それはクライアントに対する窓口でありながら、制作もできる人材を育てたいという会社の意向があったからです」。その当時、山下に足りなかったのは、予算組みや全体の計画を管理することだった。だからこそ、営業を経験することで得るものは大きかったそうだ。具体的には「クライアントと直接お話しできるので、その声をスピーディーかつダイレクトに制作や修正に反映できるようになりました」と話す。

戸泉もキャンペーンのタイアップ番組の制作を経験したことが大きな成長につながった。「大学では映像制作を学んでいたので、アタマで考えたことをカタチにしたいという思いが入社当初からありました。じぶんがつくった制作物を家族やまわりの人たちに評価してもらえるという、広告の仕事ならではのやりがいを感じられたことがよかったです」と語る。

ひとつの仕事が、
若手社員の自信へとつながった。

キャンペーンでは、20代の女性に向け、SNSを活用した『フォトジェニック伊勢志摩』というWEBプロモーションも行われ、その企画では月岡が奔走した。「社内では、“SNS映えって、若い女の子たちの自己表現じゃないの?”という声もありましたが、シェアしたいというターゲットの気持ちをくすぐることで、興味を喚起して、伊勢志摩への誘客に繋げられると考えました。それを理論立てて説明することで、企画として成立させることができました」と彼女は振り返る。

アド近鉄の仕事のなかでも露出量が多い『舞台は、伊勢志摩』キャンペーンは、チームに大きな達成感をもたらした。「たくさんの反響がありました。広告は見られないものというのが大前提。それでも記憶に残っているというのがうれしかったですね」「このチームで次は、規模が小さくても、社会にアクションを起こさせる仕事がしたいです」と3人は語る。その仕事をわたしたちが見る日は、そう遠くないはずだ。

『わたしが思う! 仕事のつながり』

山下:「広告代理店はその名のとおり、クライアントと生活者の間に立って広告をつくることが主な仕事です。でも、両者には隔たりがあります。そのギャップを埋めて、つなぐことがわたしたちの役割だと思います」

戸泉:「入社して1年半の経験で、広告はクライアントと生活者をつなぐ存在であると実感しました。クライアントと直接とお話をする営業も“つなぐ”ための大切な役割だと思うので、これからもっと励んでいきたいです」

月岡:「『フォトジェニック伊勢志摩』で起用したモデルさんのSNS投稿のコメント欄に「わたしも行ってみたい!」という好意的なコメントがたくさん寄せられました。伊勢志摩の旅と20代女子という、点と点だったものをつなげられたのではないかと思います」

クリエイティブがおもしろそう!というだけなら、世の中たくさんの仕事があります。さまざまなカタチで、クライアントと生活者をつなぐことは、広告代理店にしかできない。さあ、あなたも“つながり”をつくる仕事に、チャレンジしてみませんか?

  • 山下 彰太
    山下 彰太

    広告事業本部 営業部

    2009年入社

  • 戸泉 佑太
    戸泉 佑太

    広告事業本部 営業部

    2016年入社

  • 月岡 悠
    月岡 悠

    広告事業本部 プロモーション部
    ストラテジックプランニンググループ

    2016年入社