2026年度 近鉄特急「ひのとり」コミュニケーションプラン 開発(ビジュアル制作)




近鉄特急「ひのとり」は、2020年のデビュー以来、高い快適性を備えた特急車両として親しまれてきました。プレミアムシートだけでなく、レギュラーシートにおいても、ひとつ上の座り心地を実現しています。しかし一方で、その魅力がまだまだ十分に伝わりきっていないという課題を抱えていました。
このポスターは、あらためて、ひのとりの快適性を印象づけることを目的としています。近鉄沿線の駅では、ポスターを連続(連貼)して掲出しているケースが多く見られます。その掲出特性を活かし、2枚のポスターが並んだときに、上半身と下半身がひとつにつながるビジュアルを設計しました。連貼することで、足を伸ばしてくつろぐシーンが生まれ、新幹線のグリーン車以上の座席前後間隔という特長が、視覚的に際立つ仕上がりとなっています。
また、「赤=プレミアムシート」「緑=レギュラーシート」とわかりやすく色分けすることで、2種類のシートの存在を伝えると同時に、どちらも高いクオリティであることを表現しています。
キャッチフレーズでは、機能的な魅力を伝える「ゆったり」と精神的なくつろぎを表す「ゆとり」を掛け合わせ、「ひのとり」と響きを重ねた「ゆっとり」というワードを開発しました。
掲出環境(連貼)、ビジュアル構造、フレーズが連動することで、くつろぎの移動体験を想像させる広告表現が生まれました。
[クリエイティブディレクター]阪峯 絵梨