事業開発
【エールレール活用事例のご紹介】當麻寺中之坊様、西方院様、総本山 四天王寺様
近鉄沿線を応援するクラウドファンディング「エールレール」で、多くのご支援をいただいた3つのプロジェクトをご紹介します。
原稿や画像の作成から返礼品設計のご提案、交通広告、SNS広告など広報面でのサポートなどをさせていただきました。
①大和の三名園の一つとして知られる、国指定の史跡・名勝。當麻寺中之坊庭園「香藕園」修理プロジェクト。
起案者:當麻寺中之坊様
昭和九年(1934)、国の史跡・名勝に指定された當麻寺中之坊庭園「香藕園」が経年劣化により大規模な改修が必要となり、令和六年度(2024)から5カ年計画で大規模改修を実施することとなりました。しかし、工事費用が莫大なため、国・奈良県・葛城市の助成金に頼りながらも資金が及びません。そこで、この貴重な庭園を後世に守り受け継いでいくために、エールレールで支援金を募りました。
その結果、目標額:7,000,000円に対し、5,250,000円(75%)のご支援金が集まりました。さらに、エールレールをきっかけに當麻寺様に直接多額の寄付金が寄せられました。合わせて5か年計画の総工費の内、約2年分以上の工事費用を賄うことができました。
②仏師・快慶晩年の作「阿弥陀如来立像」がご本尊。西方院の奈良塀修復プロジェクト。
起案者:西方院様
奈良・西ノ京にある唐招提寺奥の院「西方院」には、鎌倉時代の復興期に活躍した仏師・快慶晩年の作「阿弥陀如来立像(重文)」や唐招提寺の伽藍復興に尽力した僧侶たちの墓所・供養塔など石塔が多くあります。そして、「西方院」の境内を古くからの風情ある土塀(奈良塀)が取り囲んでいるのですが、この土塀が近年、台風や大雨の影響もあって傷みが酷く、早急に修復が必要となりました。そこで、境内の大切な文化財を後世に守り受け継いでいくために、また、古都奈良らしい風景を遺していくために、エールレールで支援金を募りました。
その結果、目標額:3,000,000円に対し、4,391,000円(146%)のご支援金が集まりました。
また、エールレールの他、西方院様への直接のご寄付もあり、計画していた修復プロジェクトに加えて、土塀付近の排水設備の整備や、土塀保存に影響を及ぼす高木の伐採、傾倒が甚だしい塀の一部を土台から積み直すなど、当初の目的である土塀の保存に繋がる内容の工事も計画されることになりました。
③【大阪・四天王寺|聖徳太子1400年御聖忌記念事業】みんなでつなごう!結縁綱“復元”プロジェクト
起案者:総本山 四天王寺様
四天王寺では聖徳太子がご薨去(こうきょ)され1400年という節目の年「御聖忌(ごせいき)」を迎えるにあたり、聖徳太子とご縁を結ぶ伝統行事 “結縁綱(けちえんづな)” を復元させるためにエールレールで支援金を募りました。
その結果、目標額:5,000,000円に対し、6,785,000円(135%)のご支援金が集まりました。
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