お知らせ

クラウドファンディング「エールレール」で當麻寺中之坊様がプロジェクトを開始されました。

『大和の三名園の一つとして知られる、国指定の史跡・名勝。當麻寺中之坊庭園「香藕園」修理プロジェクト。』で大規模改修の支援を募ります。

■プロジェクト概要
『大和の三名園の一つとして知られる、国指定の史跡・名勝。當麻寺中之坊庭園「香藕園」修理プロジェクト。』

 昭和九年(1934)、国の史跡・名勝に指定された當麻寺中之坊庭園「香藕園」が、経年劣化により、大規模な改修が必要となりました。そこで、令和六年度(2024)から5カ年計画で大規模改修を実施することとなりましたが、工事費用が莫大なため、国・奈良県・葛󠄀城市の助成金に頼りながらも資金が及びません。この貴重な庭園を後世に守り受け継いでいくために、本プロジェクトへのご支援をよろしくお願いいたします。

<當麻寺について>
 當麻寺は、開創1400年の古刹です。推古天皇二十年(612)河内の地に建立された万法蔵院を起源とし、飛鳥時代後期(白鳳期)に大和の地に遷され、古代豪族・當麻氏の氏寺となりました。金堂本尊・弥勒仏坐像〈国宝〉は日本最古の塑像、四天王立像(国・重文)の内3体は日本最古の乾漆像です。そして、奈良時代に當麻寺で尼僧となった中将姫が蓮糸で織り上げたと伝わる『綴織當麻曼荼羅』伝説が今も息づいています。當麻寺最古の塔頭・中之坊は、中将姫剃髪の地として知られ、剃髪堂には中将姫の守り本尊「導き観音(十一面観音像)」が祀られています。

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