金色・銀色に輝く、新しい赤膚焼の創作に挑戦。 作陶を支える傷んだ窯の修理支援プロジェクト。
奈良・西ノ京の「がんこ一徹長屋」に工房を構える赤膚焼 大塩恵旦さまは、発掘された1300年前の粘土を使った作陶に挑戦されていました。柔らかい粘土のため成型が難しく失敗が続く中で、経験と執念から生まれたのは、金色・銀色に輝く全く新しい赤膚焼でした。この奇跡のような赤膚焼を多くの方に知ってもらい、また作品を購入していただくことで、創業時から休まず稼働し傷みが酷くなってきた窯の修理費用に充てるためクラウドファンディングに初挑戦されました。原稿作成からお手伝いさせていただき、起案者様からの発信もあって最終的に200万円を超えるご支援をいただくことができました。
[事業化および運営ディレクター]園下
奈良・西ノ京に工房を構える赤膚焼の陶芸家・大塩恵旦氏が、薬師寺東塔基壇粘土を100%使用した作陶に挑戦。成型・焼成が難しい粘土を匠の技で克服し、金色・銀色に輝く新たな赤膚焼を誕生させました。しかし、創業から 28 年間使用した窯の傷みが酷く、修理のためにエールレールで支援金を募りました。その話題は奈良新聞でも報道され、口コミ効果もあって目標額の 200 万円を達成しました。また、奈良の伝統工芸・赤膚焼の新たな魅力を多くの方々に知っていただく機会づくりにもなりました。
[ディレクター]野村