事業開発

【生駒隧道プロジェクト】温度と湿度が一定の、天然の貯蔵庫をビジネスに活用しませんか?~ワインセラー活用の事例と新たな可能性~

大阪府東大阪市と奈良県生駒市を繋ぐ生駒山に、かつて近畿日本鉄道の線路が通っていた旧生駒トンネルがあります。その歴史的空間を再活用し、新たな価値を創造しているのが「生駒隧道(いこまずいどう)」ブランドです。

安定した環境がもたらす「天然の熟成庫」

旧生駒トンネルは、山の中に掘られたトンネルであることから、年間を通して温度・湿度が平均16.7℃ / 約98%とほぼ一定に保たれています。この安定した環境こそが、旧生駒トンネルを「天然の熟成庫」たらしめています。

「生駒隧道」プロジェクトでは、この環境特性に着目し、これまでスパークリングワインや日本酒など、様々な産品の醸成・貯蔵にチャレンジし、実際に「生駒隧道」認定ブランド商品として販売を行ってきました。トンネル内で熟成された商品は、通常とは異なるスピードで熟成が進むなど、旧生駒トンネルの環境下だからこそ起きる反応が見られました。

奈良のワイン専門店が開始する「ワインセラー活用」

そしてこの度、奈良県生駒市のワイン専門店である谷口ワイン店様が、生駒隧道の特性を最大限に活かした新たな取り組みをスタートされました。

谷口ワイン店様では、ワイン購入者様を対象に、購入したワインを旧生駒トンネル内に貯蔵し、1~5年後に取り出す「ワインセラー活用」のサービスを開始。

これは、旧生駒トンネルが天然のワインセラーとして理想的な環境を持つことの証明であり、事業者様との連携による新しい価値創造の具体的な事例となります。ワイン愛好家の方にとって、購入したワインが歴史あるトンネル内でゆっくりと熟成を深める体験は、大変魅力的なものとなることでしょう。

貴社の製品も「生駒隧道」ブランドで新たな価値を

谷口ワイン店様との取り組み以外にも、まだまだ生駒隧道プロジェクトの可能性は広がっています。

トンネル内の安定した温度・湿度は、お酒の熟成・貯蔵はもちろんのこと、他の食品や産品の「熟成」「発酵」「貯蔵」といった工程、あるいはそれ以外の全く新しい活用方法など、多岐にわたる可能性を秘めています。

近鉄沿線の事業者の皆様。

貴社の製品をさらに特別なものにするため、この歴史あるトンネルの資源をビジネスに活かしてみませんか。生駒隧道ブランドは、貴社の商品に「ここでしか得られない物語」と「付加価値」を与えることができます。

事業連携にご興味をお持ちの事業者様は、ぜひ下記ホームページよりお気軽にお問い合わせください。

【生駒隧道プロジェクト 公式サイト】
https://www.ad-kintetsu.co.jp/ikomazuido/